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青森県議会議員山田さとる先生と懇談

平成30年に廃止された種子法と、昨今の種苗法改正に関する話題で、青森県議会議員山田さとる先生と懇談しました。起業以前から、この二つの話題は、周りの農業者の間ではあまり議論されることもなかったです。しかしながら、この2つの決議の裏側に、様々な事態が推測されますので、これまでの青森県における議論の内容を確認しました。

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コメント: 1
  • #1

    (有)ヤマカ製作所山美富男 (月曜日, 10 4月 2023 04:29)

    弊社は主業として再エネ事業マネージメントを手掛けて居りますので、そういった観点からご提案させて頂きます。青森県内の農業経営に於いては、寒冷地である気候環境の中で冬季間に休耕せざるを得ない現状ですが、ビニールハウスを利用しての栽培を実施する場合に、地中熱を利用する方法があります。寒冷地であっても地下10~15mには、15°c程度の熱が存在しますので、ダクトを通して地上に出してしまえば温熱ですから自然に地上へ上昇して来ます。ビニールハウス内は凍りませんし、屋根の雪も溶け落ちてしまいます。ハウス内の温度が足りなくて加温が必要な場合に於いても氷温から温めるのと15°cから温めるのではエネルギーコストが全く違います。
     夏場に地下熱を利用することは地上の気温よりも低い温度ですので、農作物の高温障害対策に役立ちますし、梅雨期には湿度の高い外気を遮断して地下気を循環させればカビ病の病害対策として利用することが出来ます。
     地下熱の他に地下水を利用する方法もあります。地下水利用が可能であれば、農業の他に内水面漁業養殖等にも活用出来るでしょうが、地下水利用に於いては利権が絡む場合がありますので、地域の環境や関係機関を通して調査してから利用することが望ましいと思います。
     現在、八戸港の水揚げ量が減少している中で栽培漁業の計画があるようですが、サケ・マス類の稚魚養殖に於いては、採卵してから孵化する迄の期間は雑菌の無い地下水利用が望ましいかもしれませんね。
     地方地域住民に於いては、農業・漁業といった一次産業に携わる方々が多数いらっしゃいます。補助金を活用しながら、そういった方々のニーズに応える政策を県や自治体と連携して進めて頂きたいです。
     先生の行動力・ご活躍に期待して居ります。
    ※私も、仕事で県庁のエネルギー総合対策局・土地改良一課二課・建築指導課・林務部・県庁各地県民局等をご訪問して相談することが多いですが、難題がありました際には山田先生にご相談させて頂ければ幸いです。
     今後とも、宜しくお願いします。
     山美